2020-11-19 第203回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
しかし、処分もなされないということに私も一つ懸念がありますし、統幕長経験者も、これは自衛官なら大きな処分になったのに何で処分されないんだという意見もあるということはしっかり大臣の胸に留めておいていただきたいというふうに思います。
しかし、処分もなされないということに私も一つ懸念がありますし、統幕長経験者も、これは自衛官なら大きな処分になったのに何で処分されないんだという意見もあるということはしっかり大臣の胸に留めておいていただきたいというふうに思います。
こういう会社に、お一人いらっしゃいますね、つい最近まで統幕長をやっていた方も。夜はテレビに出ながら、どこかの大企業の顧問をされていますけれども、大丈夫なのかなと私は思っちゃうんですよね。 ぜひ、今回、野党で予備的調査をかけてこういう事実が明らかになりましたから、こういう状況を把握して、私は天下り規制のやり方をもう一回考えていきたいと思うんですよね。
河野前統幕長が、六月十七日付けの日経でこういうふうに言われています。ブースターの落下については当時は焦点になっておらず、地元調整の中で出た話だと言っているんですね。実際、一八年六月の防衛省のこの住民説明の資料を、私、手に持っていますけど、この中にはレーダーの電波の住民への影響についてしか書いていないんです。
各国、私のレベル、統幕長のレベル、各幕長のレベル、様々カウンターパートとやり取りをしながら知見を共有し、また必要なときにはお互い支え合っていこう、そういうことをやっているわけでございます。
我が国は、現在、国家安全保障戦略、そして二五大綱、二六大綱を平成二十五年の十二月に策定いたしましたけれども、当時、私は統幕長としてこれらの策定に向け、防衛省・自衛隊内における検討に積極的に参加しておりました。
統合幕僚長の定める研究開発に関する達によれば、指定研究は、統合幕僚長の指示する事項について実施する調査研究として、統幕長の判断により行われるものとされております。
統幕長は、十一日の記者会見でこの飛行再開について問われて、事故原因の解明をしながら判断すべき事項と述べられまして、当面とは、この解明前にも再開があり得ると取れるような発言でありました。今朝の東京新聞の報道では、これ防衛省幹部の声として、余り長く飛ばないと練度が下がってしまう、点検と教育を徹底して飛行再開せざるを得ないだろうと、こういう発言も報道されております。
今回は、二〇一六年の共同演習では、統幕長の指示で、定時報告様式まで定めて、日報の作成を義務づけていたことが明らかになりました。 これらの事実からいっても、日報を通常とっていないとか、一般的に求めていないという説明はもう成り立たないというふうに私は思います。通用しないというふうに思います。 更にお伺いしますが、では、なぜ二〇一六年度の共同演習では日報の作成を義務づけていたんですか。
だって、統幕長の指示に基づいて、添付資料にあるように、わざわざ報告様式まで定めて作成を義務づけていたわけですよ、この日報は。その日報がどこに行ったかわからない。およそ信じられない状況であります。 防衛省が、我が党の穀田議員の求めに応じて、この共同訓練の日報の保有状況の調査を開始したのは昨年の五月十日なんですね。この時期は、ちょうど国会ではイラク日報が大問題になっていたさなかであります。
安保法制に基づく初の共同演習として実施され、統幕長の指示により作成を義務づけられていた、これは間違いない、事実の問題としてはそういうことなわけですよね。 この共同演習の日報について、原田副大臣は、四月三日の本委員会で、該当文書が確認されていないと答えられておりましたが、その後どうなっていますか。発見されましたか。
ロシアとは、意思疎通を強化して、安全保障分野での両国間の信頼醸成を一層進めるということで、防衛交流の話などもして、実際に、昨年でいえば、河野統幕長の訪ロもございましたし、部隊間交流などもやっておるところでございます。また、地域情勢につきましては、北朝鮮の動向などを踏まえて、これも日ロ連携についての話をしてきているところでございます。
その訓練の成果を当時の、当時は稲田防衛大臣ですけれども、大臣のほかに、統幕長、陸幕長が部隊を視察して、新たな任務に対応可能なレベルに隊員のレベルが到達しているということを確認した上で派遣されておりまして、当時の対応としては適切であったというふうに考えております。
一層厳しさを増す現在の安全保障環境の下で、私の指揮の下、河野統幕長は適切に自衛隊の運用の任務を担っており、様々な事情を総合的に考慮して、任期の期限を迎えたこの時点の判断として、引き続き勤務していただくこととしたものであります。河野統幕長におかれては、引き続き、統幕長としての責務をしっかりと果たしていただきたいと考えております。
○国務大臣(小野寺五典君) 本年四月十二日午後の会見において、河野統幕長は、本件日報について、陸に個人データとして残っているようですが、これについては情報公開の対象ではありませんので統幕から出しますという報告を受けた旨の発言をしましたが、これは同日午前の国会において辰己審議官による、陸自に存在する日報は個人データである旨の説明を統幕長及び次官に行ったとの答弁があったものと理解し、統幕長はそのような趣旨
○国務大臣(小野寺五典君) 統幕長は陸自が保有する文書の管理について知見もなく、また責を負う立場にもなかったことから、当時の辰己総括官は、統幕に本件日報が存在することが確認された事実は統幕長に報告したものの、陸自に日報が個人データとして存在する旨を統幕長に報告していなかったということであります。そのように私は承知をしております。
このうち、指揮監督責任について申し上げれば、河野統幕長については、昨年の南スーダン日報事案でも規律違反者に対して処分が行われ、今回のイラク日報事案でも規律違反が認められたため、組織としての責任を重く捉え、訓戒処分にしたほか、事案当時は幕僚長ではなかった陸幕長についても、組織の責任を明確にするため、口頭注意処分にするなど、従来の事例を考慮し、適切な処分を行ったということであります。
特に、事務次官に対する口頭注意や統幕長への訓戒は軽過ぎると思います。 小野寺大臣の認識はいかがでしょうか。また、大臣の監督責任を問う声も多数ありますが、所見を伺います。
大臣だけではなくて、事務次官は口頭注意、それから統幕長も訓戒というとても軽い処分。シビリアンコントロールの危機という問題の深さ、これを考えると処分が余りにも釣り合っていないのではないかなと思うんです。 調査結果として、研究本部で去年三月に日報が発見されたことについて、同本部内に情報がとどまっていたと判断されました。
○国務大臣(小野寺五典君) 河野統幕長については、昨年五月に一年間の勤務延長を行い、本年五月二十七日まで引き続き任用するとされたところであります。 人事については、適時適切に実施することとしておりますが、現時点において河野統幕長の人事について何ら決まっておりません。
河野統幕長の任期が延長されるというニュースが出ておりますけれども、この統幕長、かなり長い間やっていらっしゃいますが、様々な日報問題の責任は統幕にあったと思います。それから、小西議員に対する暴言を行ったと言われる幹部自衛官も、これは統幕の所属でございます。その統幕長が更に延長をするということは非常に合点がいかない話でございますが、なぜ延長するのか、理由をお聞かせいただきたいと思います。
先ほど河野統幕長も文民統制に疑義があると発言をされたという話もありましたけど、昨年五月三日に安倍総理が憲法九条に自衛隊を書き込むという改憲発言をやった際に、河野さん自身が記者会見で、一個人としつつ、自衛隊員として申し上げれば非常に有り難いと、こういう発言を行ったわけですね。これはもう憲法尊重擁護義務を反するという批判がありました。
○国務大臣(小野寺五典君) まず、今河野統幕長の件についてお話がありましたが、御指摘の南スーダン日報問題については、防衛監察本部による特別防衛監察が行われ、日報に係る開示請求への対応について、情報公開法第五条違反につながる行為があったこと、適切に廃棄されて不存在とされていた日報が陸自内部に存在したことの取扱いに関する不適切な対応があったことを踏まえ、関係者を厳重に処分したというものであります。
そうした過程で、統幕総括官には三月五日に、官房長には三月二十九日に、事務次官には三月三十日に、統幕長及び陸幕長にはそれぞれ三月三十日に、イラクの日報の存在について報告が上がったということであります。
○藤田幸久君 ということは、先日、四月十日、私への答弁で、先に統幕長に報告した後に事務次官に報告というのは間違った答弁ですね。細部に関して言えば、事務次官が先ですね。
○政府参考人(辰己昌良君) 四月十日の御質問は、この日報が見付かったというのに関してという御質問だったので、この日報が見付かったという、私は、その統幕長、次官の順に御説明する前に、先ほど申した陸幕の部長から説明を受けております。その際、私は、陸自の方につきましては情報公開の対象となる公文書としての南スーダンのPKOの日報は存在しない、これを統幕長、次官の順にお伝えしています。
○藤田幸久君 統幕長の答弁がここ最近でもころころと変わっています。撤回すると言ってみたり、覚えていないとしたりして、様々に、これ当事者でなければ分からない。 そこで、資料の三枚目を御覧いただきたいと思いますが、これは河野統幕長が、数年前でございますけれども、基本的には文官、背広組だが、国会から統幕長出てこいということであれば当然出ていかなきゃいけないというふうに言っております。
つまり、統幕の日報を公表する方針を二十五日に報告を受けたと統幕長は言われているんですね。であれば、二日後に辰己さんが同じことをする、報告する必要はないわけですよ。 陸自に新しいものがあったと、こういうことがあったから報告したんじゃないんですか。
次に、南スーダンの日報の問題についてお聞きしますけれども、この間の質問で、ないとされていた陸自にあったことについて、辰己審議官が、昨年一月二十七日に次官と河野統幕長に報告したことを認められました。 その日の午後の会見で河野統幕長は、この答弁について聞かれて、お手元に資料ありますけれども、私なりに整理をしたのですが、一月二十五日に範囲を拡大して探索した結果、統幕から出ました。
○政府参考人(辰己昌良君) おっしゃるとおり、一月二十五日、これは統幕で私が、十二月の二十六日に発見した日報、一か月遅れという指摘をかなり厳しく受けておりますが、それについて統幕長に初めて統幕に日報があるということを御説明いたしました。 そして、二十七日の日でございますけれども、これは陸の話でございます。
ところが、昨日も新たに、河野統幕長が、陸自で日報が保管されていたことを把握しておきながら、記者会見では知らないと虚偽を述べていたことが判明した。しかも、この河野氏のかかわりは、監察報告には一切ないんですよ。極めて重大と言わなければなりません。
イラクの日報に関しまして、河野統幕長は五日の記者会見で、研究本部の教訓課長が昨年の三月二十七日にイラク日報を見つけた際に防衛相に報告がなかったことについて、これは大臣の指示が徹底できなかったことは極めて大きな問題、指示がどのような形で流れて、どういう意識で捜していたのか調べなければならないというふうに述べております。
去年、南スーダンの日報が陸幕で見付かったということを先に統幕長に報告した後に次官に報告しておりますと、こういうふうに答えられました。
その際、私は、その陸自の日報のものを正確に確認をしないまま、個人データ、こういう説明を、間違った説明を統幕長、次官にしているということでございまして、その点についてはまず申し訳ないと思っております。
だから、統幕長知っていたんですよ、陸自にあったということを。 ところが、この特別監察報告の中には統幕長は一切出てこないんです。二月の十五から、十三、十六の辺りで次官と陸幕長とそれから総括官などがいろんな対応を協議をするということもありましたけど、この経過に一切統幕長出てこないんですね。